スイスの消費景気は明らかに回復したが、平均を下回っている

スイス連邦経済事務局（SECO）が2020年8月4日に発表した最新の景気指数アンケート統計によると、スイスの消費景気は今年第2四半期-39.3ポイントの低迷から第3四半期-12ポイントに回復したが、平均値-5.2ポイントを下回っている。経済情勢の見通しは明らかに楽観的で、前四半期の-78.3点から-16.7点（平均-9.5）に上昇した。

家計の財務状況を振り返る今年第3四半期の-10点は前四半期の-7.2点と似ている（平均は-6.5）、しかし、家計の財務状況の予測は前期の-23.6点から-4.1点に明らかに回復し、長期平均（1.6点）をわずかに下回った。家計の財務状況に対する回復予測は、スイスの物価下落の影響を受けている。

労働市場の情勢は依然としてよく見られず、今季の仕事の安定度は-114点、平均は-55.8点だった。今季の失業状況は111ポイントと評価され、平均は約50ポイントだった。そのため、大口購入の意欲に影響を与え、今季は-17.1点で、平均値-6.4点を下回った。